ポスト平成を考える
こんばんは。Excelsiorです。
実は昨日より打ち合わせの都合により関西担当の講師数名は東京に出張で出てきております。
東京出張のたびに富士山の写真を必ずとっているのですが昨日の富士山は少し様子が普段と異なっていました。見たことない雲が頂上にかかっています。
すぐにネットで調べてみたところ
笠雲(かさぐも)
というそうです。
笠雲は、上空を流れる湿った空気が山の斜面にぶつかることによって、強制的に上昇して雲ができます。このとき、上空の風が強いと、風上側の斜面で雲が発生。風下側の斜面では雲が消えていくという現象を絶え間なく繰り返すことによって、山頂付近で雲が止まって見えます。(引用:ウェザーニュースより)
とのこと。
普段と異なる富士山の装いに思わず沢山写真をとってしまいました。
さて平成も残すところあとわずかとなってきています。
今回はポスト平成について考えていこうと思います。
ポスト平成を考える前に平成を振り返ってみましょう。皆様は何を思い浮かべるでしょうか。
私はやはり科学技術の発達を一番に思い浮かべます。身近なものでいうと、携帯電話からスマートフォンまでの確立をたった平成約30年間で成し遂げたこと。まさかskypeやLINE等電話よりも便利なものがタダで使える時代が来るとはきっと過去の人たちは思ってもみなかったことでしょう。
以上よりもし平成とはどんな時代でしたかと聞かれると私なら"情報科学技術等大きく変化し社会のあり方や通例といった古い習慣を見直す時代"であったのではないかと答えるでしょう。
ではポスト平成ではどのような時代になっていくことでしょうか。
昨今言われている言葉に"Politech(ポリテック)"という言葉があります。
これは"政治"を意味する"Politics"と、"技術"を意味する"Technology"を掛け合わせた造語になります。
簡単に説明しますと"政治政策の中に出てくる問題をテクノロジーの観点からも考える"といったものです。
私はこの"Politics"の部分を"Education" "教育"に置換することができると考えています
"Edutech(エデュテック)"
です。
ポスト平成時代は必ず教育を考えて行くときにテクノロジーやITの観点からも考えて行く、二軸でのアプローチが必要なはずです。
ただ勘違いしていただきたくないことは従来のITを融合させた教育を指しているわけではないということです。
最近では"ITを駆使した最先端の教育を提供"などと謳っている学校もちらほら出てきています。ですがそういった学校でのITでの教育というのは、"電子黒板"や"タブレットを用いたペーパーレス授業"などハードウェアとしてただデバイスを導入するといったものです。
これはEdutechではありません。
いついかなる時いかなる場所であっても自分が必要とする高水準教育を万人が授与できる体制をITが支援する、ITの軸からアプローチすることこそがEdutechです。
ハードウェアの話ではなくシステムの話なのです。
ただEdutechの普及の難しいところは日本人が物質に依存しているところにあります。
キャッシュレスが謳われ、電子マネーの普及が騒がれる昨今でさえも現金主義の方々が多いですよね。
現金はATMで引き落とす時に手数料でお金を払うという事実上の"現金税"がかかっていても現金にこだわる人々は多いのです。
教育でも同じことが言えます。ネットでの授業は不安だ、指導はやはり直に横について教えてもらわないとダメだという固定概念にとらわれている人が多いです。
確かにそういった考えもわかります。ですが我々はすでに教育にITの力を借りています。
冒頭でも述べたことがまさにそうです。
私たちはわからないことがあるとすぐにスマートフォンやPCで調べているはずです。
そう我々は知らず知らずにITの力を借りて知識を蓄えているのです。
ポスト平成時代の幕開けはすぐそこです。
我々ExcelsiorはITの力を使い、教育のあり方に変化を与えていきたいと考えています。
Excelsior
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