数学における直感力
数学において、論理的な思考力が重要であることは周知の事実であると思われます。
ですが、数学における直感力が昨今特に必要になってきているように感じられます。
数学で直感力?と思われる方も多いでしょう。
大小比較を問う問題は、数学問題の鉄板です。
何も考えずに対数比較する生徒も少なくありません。定石を学び、切り口を習得することは重要ですが、少し違う観点からも見てみましょう。
例えば
「100^99(100の99乗)と99^100(99の100乗)どちらが大きいでしょうか」
といった問題が与えられた際
1^2=1(1の2乗) 2^1=2(2の1乗)
2^3=8(2の3乗) 3^2=9(3の2乗)
3^4=81(3の4乗) 4^3=64(4の3乗)
4^5=1024 5^4=625
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どうやら99^100の方が大きそうだぞ
こういった直感的に理解できる形に着眼することは非常に重要です。
もちろん入試で上記の答えを書いても点数はもらえないでしょう。
ですが直感を元にロジックを組み立てる方法は重要であり、難問や癖のある問題を解く時に一つの方法となります。
複雑系を扱う際は特に直感力の有無は重要になってくるでしょう。
その直感力を養うためには、問題を多角的に考える習慣が必須となります。
洗礼された直感力をぜひ養っていきましょう
excelsior
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