親子で育む算数力 #幼児教育

こんばんは。excelsiorです。

本日は、幼児教育と題しまして、特に幼少期における算数への取り組み方について少しお話しさせていただきます。


例えば、中学入試を見据えた算数・数学への学習について

ほとんどのご家庭でご両親やご兄弟様のサポートがあることかと思われます。


国語などを代表とした文系科目は、着眼点などが重要であることはもちろんのことですが、算数や数学のように唯一無二の数値での解が与えられておらず、指導方法などが難しいことから塾やexcelsiorでの国語指導を受講されている方も多く、実際多くのニーズの声を我々excelsiorもいただいております。


そういった文系科目に比べ、算数などは単純明快、唯一無二の回答が与えられており

1+1の解が2以外になることなど、なぞなぞ以外ではありえないですね。


親御様などからすれば、明確な解が存在し、かつ一部の問題を残し過去に学ばれたことのある問題のサポートはさほど難しくないように思われるかもしれません。だからこそ、「どうしてこんな問題もできないのか。こんな簡単な問題がどうして間違えるのか。」といった現象が発生します。

明確な解があり、答えが合うことが評価されるといった算数の環境では上記が盲点になったりします。お子様はゼロベースから学ぶ内容について、指導側はすでにある程度内容を理解しており、こうすれば答えが出るといったフローも経験から知っているからこそ、そもそも認識レベルでズレがあるのです。




さて、少し話を修正しましょう。

よく欧米の数学問題と日本の数学問題の比較に以下の例えが出されます。

日本では1+1は何というすでに存在する解を導き出させる学習に対し

欧米では2が答えになる式を作ってみようという学習である


まさに幼少期に親子で意識してほしい学習は上記の欧米式になります。

答えがある内容に対し、その答えになるまで学習をするのではなく

共に同じ認識レベルで共学できることに取り組んでいただきたいのです。


30cm^2になる三角形の種類はどういったものがあるか

どうして左辺から右辺に移動させると符号変換されるのか

などなど






解を導出するのではなく

解の導出部分を共に意識し学んで行くことを

幼少期からぜひ取り組んでいただきたいです。


excelsior