今、小学生がしなければならない英語・・・

こんにちは。



2回目の緊急事態宣言が発令されてずいぶん経ちましたが、

日中、街の中はさほど変化がないように感じられますね。

これでいいのでしょうか・・・・

これでコロナ感染数は減少するのでしょうか・・・・

不安でいっぱいですが、それ以上に

生きるのためにやむおえない人達がたくさんいることに

何とかならないのか、何とかしてもらえないのか・・・

個人の力や考えでは何ともならない問題にジレンマを感じずにはいれません。




英語担当です。




今日は学習指導要領改訂後の外国語教育についてお話しします。




小学校では、すでに昨年春から移行しています。

3,4年で外国語活動として週1コマ程度

  〇 「聞くこと」「話すこと」を中心とする

  〇 外国語に慣れ親しませ、学習への動機づけを高める



5,6年で外国語科として週2コマ程度

  〇 段階的に「読むこと」「書くこと」を加える

  


これにより

小学校で600~700語程度の英単語を学習します。

小学校で700語というと、

これまで中学校で学ぶ単語が1200語だったことから考えると

その多さに驚かれることでしょう。




この春から学習指導要領が改訂、実施される

中学校では1600~1800語程度の英単語学習となります。

ここでも今までよりも600語も増えています。



ちなみに、高校では1800~2500語です。(トータルしたらすごい数!!)



すなわち、小学校で700語の単語をしっかりとマスターしている人は

中学校ではそこに1800語を上乗せすればいいのです。

しかし、小学校でさぼってしまった人は

中学校で2500語をマスターしなければならなくなります。




もうお分かりですよね。



小学校の外国語学習で何をしなければならないのか。そうです

600語の単語が「読める」「意味が分かる」「書ける」まで習得しなければならないのです。



今までは小学校での外国語学習が中学英語への橋渡しの役割をほとんどしていませんでした。

(すみません。私の主観であってちょっと語弊がありますね。「聞く」というカテゴリーでは少しは英語への慣れにつながっていたはずですね。)



これから出会う中学生はとても楽しみです!

小学生の皆さん!英語の単語をいっぱい聞いて、覚えて、読んで、書いて、中学生になってくださいね!

期待しています!!




excelsior.LLC 英語部門統括