つじつまを合わせる能力



タイトルについて

つじつまを合わせる能力

この能力を伸ばす

ことの大切さを授業を行っていて感じます。


たとえば、算数、数学で解を導いているとき、

途中で行く詰まる。どうしてもこれから先がうまくいかない。

この時、あきらめてしまう子が多い。

「わからない」で終わらせてしまう。



どこで間違えたのか

さかのぼって考える。次につながるように試行錯誤する。


つじつま合わせをし、理屈がとおたっとき、

便秘が解消したとくの如くスルッと流れ、爽快に解が導ける。




国語だって同じ。最近、小説文を読解していて、

登場人物の誰の発言なのか、行動なのかを

誤って理解したまますすみ、

つじつま合わせをしないまま読み進めるもんだから

よくわからない文章になり、

「よくわんない文章」で終わっている生徒と多数対話を行った。



それでは、文章を愉しめないだろう。

頭を使おうよ。異変を感じようよ。感じたら、再試行しようよ。



異変に気付く

自らの思考プロセスをさかのぼる

再検討
軌道修正
論理的な解の発見



こうして、「学び」は時間をかけて、自力で解を導きだす。

時には助言も受けながら、

でも軌道修正や

つじつま合わせは最終自力でするものだ。


どうも最近

「わからない」という思考停止の発言を投げて終わる生徒を見かける。



分からないから面白い。行き詰まってからが、学びなんだから。

諦めない。それが学びなんだよ。


塾や学校で、ただぼけっと授業を聞いて、

テストの点をとれるように暗記しているだけでは

学びと言えない。

何も思考できていない。


手軽に手に入れ、暗記したものは、みずものだ。