自由英作文の注意点

こんばんはExcelsiorです。


皆様は自由英作文を書く際にどのような点に注意されているでしょうか。



イディオムや表現などの暗唱例文、誤字や時制ミス、文章展開など多数あると思います。

本日はその中で内容に焦点を当てて行きます。




実際の生徒の英作文を例に話を進めて行きます。





「問題」

日本語には「もったいない」という言葉があります。この言葉がどのような使われ方をするのか外国人に理解してもらいたいときに、あなたはどのように説明しますか。70字程度の英文で書きなさい。    (2011年大阪大学過去問題)



「生徒Aの回答(以下和文)」

私たちが勿体無いという言葉を使う理由は、身の回りのあらゆるものに対して、尊敬の気持ちを持ちそのものが持つ価値を最大限利用しようとするためである。例えば、ご飯を残した時私たちは勿体無いと感じる。なぜなら食べ物を粗末にしてはいけないし、ご飯を作ってくれた人に対する感謝の気持ちを持たなければならないからである。






皆様はどのように感じますでしょうか。

この文章を見て、すごくうまくかけていると感じる人もいるでしょう。

事実この英作文は模試で偏差値65以上をコンスタントに取り続けている、高校3年医学部志望の生徒の物です。




何か問題点があるのでしょうか。


それは求められている回答とはずれた回答を書いているという点にあります。




問題はどのような使われ方をしているのかというもので


望ましいテンプレートの展開は


1st 「勿体無い」の語義説明

2nd 「勿体無い」の事例

という流れです。



生徒の回答は

なぜ日本人は勿体無いという言葉を使うか

という内容に変わってしまっています。





求められている内容に適切に回答する


ことは英作文のみならず全ての科目で非常に重要になってきます。

この部分は英作文の内容点として評価される項目です。



自由英作で最も難しいと言われる

京都大学では内容が間違っていると0点近く低い点数で評価されてしまいます。









2016年度の京都大学自由英作抜粋

以前"リケジョ"を説明するという自由英作が実践模試で出たのですが、内容があまり上手くかけていなかった生徒は0点で答案を返されました。








自由英作文は高校入試、大学入試、あるいは留学で必要となるTOEFL、IELTSなどでも必須であり今後も一層需要は高まって行きます。



内容に意識し、質問に対して適切な回答を心がけるようにして見てください。





また

英作文は先生などに添削していただくことが一番の能力upに繋がります。





Excelsiorでは英作文の添削も行なっております。

英作文がどうも上手くかけない、英作文の能力を向上させたい方はお気軽にご連絡ください。




Excelsior