Connecting the dots

こんにちはExcelsiorです。


いよいよ新学期スタートまで1ヶ月を切りました。

新学期が始まる前には多くの塾で入塾生が増加します。


私自身ありがたいことに、新高三生および浪人生、中学受験層の生徒から先週だけで新しく7件の指導依頼を受けました。










Excelsiorメンバーの記事で詰め込み型学習に関する記事が出ていました。


私は理系ですが彼女同様に詰め込み型学習に

賛成

です。



まず知識を蓄えることは学習の第一歩であるからです。

英語だと単語のある程度の意味を理解せず文章読解はできません。



よく学生が「こんなこと覚える意味がわからない、生きててこんなこと使わないやん」と言います。



そうですね(笑)。確かに全てを使うわけではありません。

ですが現行の学習指導要領で小学校2年生が九九を暗記しなければいけないことに私は非常に意味があると思います。




九九は一例ですが、九九をマスターすると例えば数を数える時よりスピーディーに求めれますよね。



各都道府県名を覚えることも意味があることです。





ですが私が密かに期待していることがあります。

それは

いかに手を抜いて暗記するか考える

ということです。





どうせ暗記しなければいけないのなら、いかに楽して暗記しようか

というある種の手抜きこそ実は非常に大切なことなのです。





なぜこの部分が大切か

言われた通り暗記をしっかりする生徒は

暗記のみにエネルギーを費やします。




ですが

いかに簡単に暗記しようかと考える生徒は

どのようにという思考部分にエネルギーを費やします。




もしかすると文系の先生方には怒られるかもしれませんが

最終結果として暗記をするのであれば

手段はなんだってよく、突き詰めると手を抜く生徒の方が思考力を養っているのではないでしょうか。





ここまでは

暗記は学習の前提条件だから重要だという一般論的なことを述べているにすぎません。






最も学習で重要なことは、私が伝えたいことは

覚えた知識をいかに運用するかという知恵を身につけることです。


つまり"詰め込み型学習による知識の定着"後に"いかに創造的な学習"へと発展できるかということです。



知識を覚えるだけなら人間よりコンピューターの方が得意です。

人間を人間たらしめる要素は思考力の有無です。



知識という点を結び線として行く作業が重要なのです。




では知恵を身につけるにはどうすればいいのか。

この問題に対する解答はたくさんあるため省かせていただきますが



やはり重要なファクターは

創造的に思考する経験を積む。

画一的な学習でなく柔軟な思考力を育成する。

そのためには指導者選びに慎重になる

ということだと思います。




そういった意味でExcelsiorの講師は皆、多種多様で本当に面白く叡智に満ち溢れています。

投資家、ピアノの先生、外資企業に勤めている者など

そしてその講師全員が教育にも長年様々な角度から携わられてきたということ。

本来の塾ではあり得ません。


ですが多様な背景を有している講師陣だからこそ偏りのない多様な知識から画一的でない素晴らしい授業を提案できるのではないかと自負しております。





さて少し話が逸れましたが




結論は

学習には

「詰め込み型学習」

「創造的学習」

の二元でのアプローチが重要である。


ということです。








Excelsior