ケアレスミスの落とし穴

こんばんはExcelsiorです。

トップ画結構お気に入りです。






さて

みなさんも一度は悩んだことがあるのではないでしょうか

ケアレスミス。




ケアレスミス

この名前はよくないですね。

ちなみに正確な英語ではなく

正しくは careless mistake  , carelessness in class

などと表記します。




なぜよくないのか


ケアレスミスと聞くとなんだか


"ちょっとしたミス"


という錯覚を持ちませんか?




"問題の解法がわからなかった"

"理解できなかった"


というより


"わかってたけどケアレスミスしてしまった"


このほうがなんだかミスのレベルが低いように感じてしまいますよね。

ミスはミスなのに。




まずケアレスミスの落とし穴とは

言い訳に使ってしまうケースが多い


ということです。

これはある程度レベルの高い生徒に多いです。

特に有名高校の男子はこぞって

"わかってたけどしょうもないミスをした"

などと言います。





ケアレスミスであろうがなかろうが

点数化されないことは同じですよね。

それならば原因探求する方が建設的な姿勢のはずです。





ケアレスミスにも幾らかの種類があります。

"計算ミスがあった"

から

"計算能力が低い"


"理科で単位を書き忘れた"

から

"おっちょこちょい、集中力不足"



本当にそんな短絡的な問題なのでしょうか。





まず前提として


ケアレスミス"計算ミスや英語の冠詞ミスなど"

はほぼいかなる生徒であっても起こります。


ゆえにミスをなくすことより0に近似して行く姿勢が重要です。




そしてケアレスミスの中には幾らかの要因が隠されているということです。

その要因は本当に多岐に渡ります。ゆえに一元論化はできません。









この点に関して

オーストラリアの名門大学であるニューサウスウェールズ大学の教授も同じような見解の文章を発表しています。

英語ですが面白いので見てみてください。





上記でも書かせていただいたように

ケアレスミスの原因は多岐にわたるため、一概に定量化することはできません。




ただ一つ要因として共通することに

集中力不足は確かに挙げられます。


テスト監督をしていてもそわそわする生徒や集中できていない生徒は多々目にします。



ただそれにも原因があります。

"テスト中に選挙カーの大音量のせいで集中できない"

"寝不足で頭が回らない"

"問題の解く順番が良くなく、頭がうまく活性化しない"


色々あると思います。

だから

"集中しろ"

といっても無理な話です。














では解決策はどうすればいいのか

集中力の育成には短時間でのタスク処理が有効です。


時間を短時間で設定し、自分の実力よりほんの少し低めの問題を行う。

すると簡単ではないけど、解けないわけではない

結果丸が続くような問題を早い時間で解いて行くのです。


準備体操みたいなものですね。


オリンピック選手たちは競技前に音楽をきいて自分のテンションを高めますよね。

私も生徒たちには数学や物理、化学などのアウトプットの際は"アップテンポの音楽を聞く"ことを勧めています。暗記ではこれはうまく機能しないのでやめてくださいね。



集中にはテンションが重要になります。

そして時間も重要な要素です。

ゆえに短時間でのタスク処理を少し念頭においてみてはいかがでしょうか。











人間はミスをする生き物です。

なので全てのミスをなくすことは人の機械化であり、難しいことです。

ですがミスをできる限り無くして行く姿勢が重要です。

ミスの原因を正確に考察してください。






Excelsior