数学で重要なこと
こんばんはExcelsiorです。
"再現性"
は理系の科目で特に重要な考え方です。
数学を例にあげてみます。
数学は一つの問題に対し解法が様々あります。
図形の問題を
三角関数などのベーシックな解法で解く方法
媒介変数で解く方法
ベクトル化して解く方法
.......................................
問題集の中には
解法が綺麗すぎたり
こんなの思いつかない
といった解法も乗っています。
そこで重要になる考えが再現性なのです。
再現性とはつまり、テストや入試の際
自分の力だけで答えを導く方法で
綺麗すぎる解法や、思いつき
と言うより
ゴリゴリ手を動かし解答に至る
といった考えです。
綺麗な解法もいいのですが
自分で解答に至れなければ意味はありません。
ゆえに多少汚くとも自分が再現できる解法を理解し使えるようにする必要があるのです。
高校2年で学ぶ数列の問題は
実は等差数列、等比数列、階差数列さえ理解できれば応用問題は全て解けるのです。
ですが、最近の問題集では
(等差✖️等比)の形はこう処理する
といったルール化しているのです。
全てをルール化できない以上何でもかんでもルール化することは思考を捨てているのと同じです。
そのようなルールより、いかに難しい問題であっても手を動かし解けるやり方を指導することが教育現場のあり方ではないでしょうか。
再現性を頭の片隅に置いていただけると幸いです。
Excelsior
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