英語長文読解

こんばんはExcelsiorです。


国語担当講師の方が面白い記事をupされていました。



私は英語指導に10年ほど携わらせていただいております。


3年ほど前

大阪星光学院に通っていた高校3年生の男の子が、授業後に私の元を訪れ

"読まないといけないところが浮き出て見えます"

といってきました。




私は非常に嬉しい思いをしたことを覚えています。

彼は現在大阪大学外国語学部に通い将来は翻訳家になりたいとのこと。




国語とは違うかもしれませんが


英語は文章読解に必ず強弱をつける必要があります。

2018年センター英文では4208word出題されています。

原稿用紙10枚分です。(英文は1単語で日本語訳すると3~5倍ほどになるので、実際は原稿用紙40枚程度でしょうか)


日本語でもここまでの語数を読解することは不可能でしょう。

そもそもそんなに長く集中力なんて持たないですよね。



ゆえに重要になってくるのが

"文章の論理的取捨"

です。


















英文の中には

必ず読まなければいけない箇所

読まなくても内容読解に関係しない

箇所があります。


さらに

そもそも読まなくても設問に関係しない箇所

が存在します。







私の授業ではその文章読解の強弱を

論理的な思考の元解説しています。




国語の読解と共通するのはここの部分ですね。

読解を論理的に行う。

論理的な読解の元文章を取捨するのです。








"読まなければいけない文章が浮き上がって見えます"


その言葉が今でも忘れられませんし、まさにそのことこそ私が生徒に伝えたいことであり、なって欲しい姿なのです。












文章を1文字すら違わず咀嚼することは重要かもしれません。

楽しみながら趣味として行う分には何一つ問題ありません。



ですが入試という限られたリソースの課題ではそうも理想論や絵空事ばかり述べても仕方ありませんよね。



論理的な文章読解

戦略的な取捨



今まで経験したことのないような長文読解をきっと経験することでしょう。

そして、

なんとなくでこなしていた長文

単語がわからないからできないと決めつけていた長文


そういったものから脱却し、唯一無二の武器にしていきましょう。




確かな読解法を身に付けず、多読することは

多くのミスを犯していることと同義です。





あなたは英文読解で重要な部分が浮き上がって見えていますか?










Excelsior