【センター試験】英語の学習方法

こんばんはExcelsiorです。

英語の民間試験延期の決定に戸惑っている受験生も多いことでしょう。

私自身はセンター試験の問題自体点数、難易度調整など非常に良くできたものであるが、英語表現(記述形式の問題、英作文など)の観点からは物足りないと常日頃から述べていました。

そういった意味で少しでも英語での表現を試験項目に取り入れることができる民間試験問題に期待しながらも、採点方法には甚だ疑問を抱えていました。



結果的に来年からは民間試験を導入することが決定しましたが、まだまだ不明瞭な点が多く受験生には不安が残ることでしょう。






さて本日はセンター英語についてお話ししたいと思います。


まずセンター英語対策を始める時期は受験校レベルによって異なります。

主に

旧帝大、医歯薬系統では12月

私立センター利用、地方国立大学およびセンター配点の高い大学では11月

からスタートします。


特に旧帝大、医歯薬系では12月までは構文解析、長文読解、英作文を行います。そして12月からはセンター対策と英作文を行っています。

自習では単語(システム英単語、鉄緑など)、文法(ネクステ、ビンテージなど、また小テストとして文法プリントを配布)をするように進めています。

二次演習をしているとどうしても単語や文法はおろそかになってしまいます。この時期しか逆に見直すタイミングがないため、しっかりと見直すよう指導しています。


また英作文はセンター対策時も行うのですが理由として2つ挙げられます。

1つ目は二次試験を見越してのこと。

2つ目は英作文の能力は文法や語法などをアウトプットする場としても有効であるからです。


私は授業で必ず英作文を出題します。自由英作や和文英訳など多種多様ですが、英作文こそが英語の能力として重要な要素だと考えているためです。

そして英作文を書かせればその子の英語力が手に取るようにわかります。


日本人は文法や長文はできるが話せないと言われ続けて長い年月が立ちます。英語で表現する能力は必ず重要視されると考え早くから英作文指導に当たっていました。

そして実際英語のセンター試験は変わろうとしています。

(京都大学で自由英作が出題されたときも、私が担当する京大クラスでは自由英作の課題を題していたため他の生徒たちよりも干渉が少なかった。はず)





センター問題には大問ごとに問われている能力があり、解き方があります。

概ね共通する点は大問2以降は満点を取ることです。

特にセンター対策で意識すべきはコストバランスです。配点率の高い問題すなわち大問5以降は死んでも落とせません。逆に文法や発音などは学習時間に対するリターン(配点が2点など)が低いので優先的に対策するべきではありません。


ですがここで問題は旧帝大レベルの生徒たちはおおよそ大問2以降はほぼ満点を取るということです。

結果上記にも書きましたが文法や発音などの対策が必要になってくるのです。




センター対策はただ過去問題をやればいいというものではありません。

戦略的に対策を練っていく必要があるのです。

このブログでその全てを書くことはできませんがぜひ気になる方はご連絡ください。

学習方法を知るだけでも点数は大きく変化します。


時間があれば追って大問ごとの学習方法も記載していきます。



センター試験も着々と迫ってきています。まだまだできることはあるはずです。諦めずでもがむしゃらにやるのではなく頭を使って学習して行きましょう。




Excelsior