単純計算を疎かにしない #数学/算数

こんばんは。Excelsiorです。

予想以上のコロナの影響により、卒業式や入学式の形式変更が全国各地で起きています。

どうか早く収束して欲しいものです。




表題について

数学や理系科目の指導にあたっていると

計算を途中でやめてしまう生徒に多く出会います。


彼らの言い分は皆同じで


「ここまで解いたら後は単純計算だからやる意味がない。」

というものです。


私自身も過去同じように考えていた生徒だったためだったため、気持ちは非常によくわかります。

ですがこれは良くない習慣です。





カリフォルニア大学デイビス校教授であるキンバリーDエルズバックの研究によると

「社員を休憩させる上で極めて有効な方法は頭を使わない単純作業を課すこと。機械的な作業は頭を一旦空っぽにすることができ、物事を創造的に考えられるようになる」


社員を生徒に置換すると教育においても汎用的に応用できる研究結果です。


単純計算だからと飛ばし、もっと多くの問題に触れ思考力を鍛えたい

という発想は実は逆で

思考力や創造力を鍛えるためには単純作業を挟む必要性があるのです。



ここで一つポイントがあります

単純計算部分ではスピード感を意識することです。


だらだら解かずに常にペンを走らせることです。







Excelsior