小学生の英語学習の必要性
こんばんはExcelsiorです。
皆様の周りでも幼少期より英語学習に取り組まれているお子様が多いでしょう。
実は本日私の家のポストにも
"TOEIC930点の塾長による小学生の英語授業、1000個の英単語と英文をインプット"
なるものが投函されていました。
小学生の頃覚えてても英語が必要になる頃には忘れているでしょ,,,,,,
ちなみにTOEICと聞くと賢いイメージを持たれますが、ビジネス英語でありTOEFLやIELTSに比べると点数が高いからと言って英語ができると言い切れません。
さて私自身英語のそういった学習は全くもって不要であると感じています。
まず日本語も確立できていない小学生が英語をしてしまいますと全てが中途半端に終わります。そして英語が本当に(入試といった意味で)必要になってくるのは中学や高校に入ってからです。もっと違うものに優先度合いを割いて欲しいというのが本音です。
受験にフォーカスをすると、高レベルでの英語の処理とは高度な英語力と高級な日本語力が必要になります。
具体的に英文和訳では英文を構文解析および単語力や文法力で処理する英語力、それを美しい日本語で再構築する日本語力が必要です。
そして上記処理のパラダイムシフトを組み立てる論理的な思考力が必要になります。
受験を念頭に置いた学習は悲しくもありますが
小学生の頃学ぶ英語はほぼ入試での実践的な効果は皆無に等しいのが現状です。
それならば国語、算数、理科に力を入れて欲しいと切に感じています。
私の身の回りで一般的に言われる高学歴の人々は
幼少期に英語の学習(そろばんもあまり見ません。)をしていたものは非常に少ないです。
むしろピアノや音楽系が多く見受けられます。
余談ですがピアノは非常に数学的な処理を必要とします。音と音の重なりは波長の重なりであり、アレンジは創造性に直結しますので、もしオススメの習い事があると私は常々ピアノと応えています。
とはいえ経験はどこかで身を結ぶのも事実です。
私も幼少期より海外旅行や英語に触れる環境から、理系でありながら英語が非常に好きで留学に出たほどなので一概に言い切れません。
ですが小学生の英語学習は英語力を伸ばしているのかと言われると甚だ疑問をもってしまいます。
婉曲的ではありましたが、
小学生での学習という意味では
算数 理科 国語
まずはこの3つに力を入れて欲しいです。
逆に中学、高校では特に力を入れて欲しいです。
学習にはタイミングとそれにかける熱量が重要になります。
Excelsior
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