的を得た理屈
こんばんはExcelsiorです。
みなさんGW楽しんでますでしょうか。
私は受験生(特に中学受験、大学受験)の講座でほぼ毎日埋まっていました。
同時にGW少し前からセッション依頼を多くいただきました。
皆様から、我が子の教育上の問題や志望校、GW中の勉強方法など多岐にわたるご相談をお受けしました。
教育上の問題や相談をできる環境って実はそこまで整備されていませんよね。
学校の先生との三者懇では当たり障りのないことを言われたり、聞きたいことと的外れな回答が返ってくることもあると思います。
(最近新高3生の親から、学校で三者懇があったが理系クラスのくせに担任が体育の先生で時間の無駄だったと言う話を聞きました。)
最近では親がですぎるのもどうかな......と考えるご両親も多いです。
アメリカでは(日本でもそうですが)有名私立に入るためには、入学の数年前から親がその学校に募金をしたりコネクションを作ったりしています。
結局のところ、高校レベルになるまでは親がうまく介入してあげることが非常に重要になってくると私は考えています。
さてセッションを受ける中で多い意見に
"自分の子はすごく屁理屈が多い"
というものです。
実は小学生に多い気がするかもしれませんが、高校生の親御様からもよく寄せられる言葉の一つです。
私の持論ですが、屁理屈は理系の資質の一つであるということです。
屁理屈は理屈からずれた内容なのでこの場合は
"正しい理屈を述べることが理系の資質の一つ"と答えることが正しい表現でしょう。
"正しい理屈を垂れる"ということは勉学において非常に重要です。
正しい理屈を垂れるには論理的思考と、知識を体系立て他者に伝達するという作業が含まれています。そして主観的評価でなく客観的評価で伝えなければ、理屈の筋からずれてしまいます。
以上から実は理系の思考形態として重要な要素なのです。
もちろんこの理屈がずれていれば屁理屈なので良くありませんし
日常会話レベルで理屈ばかりを講じるのはどうかと思いますが......笑
"理屈を垂れる"こどもに育てることが重要だと言いたいわけではありません。
日常会話の中で
"なぜそうなるのか"
"なぜこうなのか"
この"なぜ"という部分を刺激しながらお子さんと会話していくことは
理系文系問わず重要になってきます。
ぜひ会話の中に
"why"
の要素を加えてみてください。
Excelsior
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