証明問題への取り組み
こんばんはExcelsiorです。
数学で証明問題を苦手とする生徒は非常に多いです。
証明問題は問題レベルに差はありますが、旧帝大の難関大学から地方国公立。公立高校から私立高校まで満遍なく出題されます。
中学レベルや、高校の一般レベルでは
いわゆる数学的帰納法や背理法などのテンプレートな思考のフレームワークを用います。
フレームワークとは問題を解く上での論理的な切り口となるアプローチ方法であり
全てに使えるわけではありません。
ですが生徒の多くは証明問題に取り組む際
とにかくフレームワークを多用します。
平たく言えば過去にやった問題を思い出し
それに当てはめようとします。
多くの塾ではこのフレームワークを増やす練習、演習を積むのですが
経験として触れることができる問題の数には限界がありますよね。
ゆえに重要になってくることは
論理的に思考し言語化する(証明する)能力です。
証明とは簡単に言えば
与えられた条件を適切に処理し、論理的思考の元結論を導き出す作業です。
多くの場合は証明問題は答えが与えられています。
その答えに至るまでの論理的な道筋を聞いているのです。
いかに論理的に道筋を立てれるか
過不足なく説明できているか
特異性(例外)はないか
証明問題には数学の面白さのみならず
論理的に考えることの楽しさが詰まっています。
フレームワークに頼らず、自分で思考し解答できる能力を養いましょう
Excelsior
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