学校選びのポイント

こんばんはExcelsiorです。


明日関西では模試があるため午前中より生徒の模試対策に当たっていました。

"模試は実力を試すためにあるのにその模試の対策をするなんて"

そういった考えの方も多いでしょう。


確かにそうですよね笑


ですが模試は様々な用途に使えます。

模試対策の話はまた別の日にしたいと思います。









さて本日はセッションでよく受ける質問にお答えしたいと思います。



"志望校を下げて上位を保ち良い高校、大学に入る(大学推薦をもらう)"


あるいは


"志望校をあげて、ギリギリでもいいから下のラインででも通る学校を選ぶ"




この悩みを持たれる親御様、生徒たちは(特に親御様ですが)非常に多いです。


結論から言うと、

わかりません。人それぞれなので何がベストかは断定できません。



以上を前提に私個人の考えをお話をします。






私は後者の"少しでも上のラインの学校(中学、高校)"を目指すことをお勧めします。







私は教育関係に長く携わっている経験から有名私立中学、高校の先生たちに知り合いが多いです。

また中には小学校高学年、中学生の時から高校まで一貫して5年以上指導に当たっている生徒たちもいます。



その経験や実際の話からも言えることですが

"上位のレベルを保ち続けることは非常に難しい"

と言うことです。





中学まで神童レベルで評価されていた生徒が高校でついていけず

偏差値40レベルの大学にいった生徒たちは大勢います。

(あくまで一般的な偏差値で比較したものです。)



また

高校に入学時は下のクラスで入ったのに

東大や京大に入学した生徒たちもたくさんいます。





そして最も言いたい点は

先生の質 環境(周囲の生徒)の質

です。



基本的にその学校で指導にあたっている先生は、その学校のOB/OGである

あるいはその学校と同程度の学校卒業である可能性が高いです。

つまり質の高い教育を受けることができる可能性が高いということです。

残念ながら偏差値の低い学校で、高いレベルの大学、高校を目指すノウハウは少ないのです。



そしておそらく

一番子どもたちに影響が大きいのは"友達(同級生)の質"

でしょう。




私は基本的に高校3年生、浪人生の指導にあたっています。

高校1年から一致団結し受験に向けて指導する学校もあれば

高校3年現在の時点でまだ有機化学に入っていない(つまり受験直前まで受験範囲を指導しきれないスピードであると理解してください)学校もあります



同じ釜の飯を食った仲

とはよくいったもので

ともに努力する環境が整った学校とそうではない学校があります。




環境に関係なく努力できる生徒たちはいます。

過去には、高校(偏差値40レベルの高校)を中退したもののストレートで同志社に入った

生徒もいます。



結局は生徒次第、どういった指導者に会うか次第なのですが



人は環境に強烈な影響を受けます。
ゆえに環境を整えてあげる必要があります。


























もちろん一番は子どもに最もあった学校を選ぶことですし、子どもの気概次第です。

ですがもし、偏差値という観点から学校を選ぶのであれば上記の考えを少し参考にしてみてください。





そしてより良く導いてくれる指導者に出会ってください。












Excelsior