a proble well-stated is a problem half-solved
こんばんはExcelsiorです。
さてタイトルの英文をみなさまご存知でしょうか。
"A proble well-stated is a problem half-solved"
by Charles Franklin Kettering
日本語訳しますと差し詰め
"よく表現された問題は半分解決したも同然である"
もう少し教育に寄せて解釈して見ましょう
すると
"よく分析した問題点は解決したも同然である"
でしょうか。
本日、模試の自己採点を持って来た生徒たちがいました。
テストは何も自分の能力を誇示する催しではありません。
自分の理解不足、解釈のズレ、インプットとアウトプットの差................
そういった自分が理解していた内容と客観的なレベルの齟齬を明確にするものです。
いわば
主観と客観の溝埋め
とでも言えましょうか。
単に丸付けをし、答えをちょろっと確認し
"あーはいはいケアレスミスね、知ってたけどミスったわあ"
などと軽く流すものではありません。
"合っていようが間違っていようが全て確認し、なぜその答えに至ったのか分析しなさい"
といつも授業で述べています。
合格する生徒、不合格となる生徒は
"質問の持ってきかた"
"テスト後のやりとり"
に大きな違いが出て来ます。
例えば今日
"先生この数学の立方体の場合の数の問題ですが...........私はこう考えて...........解答の考え方は理解できます。ですが僕の考え方にもミスはないように思います................以上より僕の考えのどのポイントにミスがありますか"
と質問して来た高校3年生の生徒がいました。
素晴らしいですね。
"これわからんから説明してください"
といって持ってくる生徒も多いですが、それではダメです。
逆に
"英語のこの部分なんとなくで訳して点数もらってしまったんですけど、実はうまく構文解析できませんでした。教えていただけますか"
そういった生徒もいます。
間違いなく伸びます。
問題の正誤に関わらずいかに自分の解答を分析できるか
ただこれは高校生や浪人生くらいになるとできるのですが
小学生では正直難しいですよね。
でも質問の仕方を工夫することはできます。
良い質問をするには良い理解と分析が必要です。
ぜひ小学生のお子様には
"先生を、お母さんお父さんを唸らせる質問をする"
ようにして見てはいかがでしょうか。
Excelsior
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