親の視点 #雑記

あけましておめでとうございます。Excelsiorです。

昨日元教え子で現在オーストラリアの大学に通っている生徒とその親御様とご飯にいきました。


オーストラリアでの生活

今後の進路

英語の学習


多くのことをお話ししました。


その中で現在、高校一年になる妹さんのお話になりました。

現在は進学高校の英語学科に通っている妹さん

関西の某有名国立大学の英文学科を目指しているとのこと


私は

"今からTOEICや英検を受けて推薦入試を視野に入れれば........"

とお父様にお話ししました。

すると


"先生、A子(オーストラリア留学している生徒)は初め自分の意見を持てず流される子供でした。ですが苦しみながらも自分の道を自分で歩もうとしたことで大きく成長できたと感じています。


先生に出会わなければ日本の大学で昔のままのA子でいたと思います。


だからB子(妹さん)にも最初から推薦を目指すのではなく、自分でしっかりと未来を見据え勉強して欲しいと思っています。


大学に入って欲しいのではなく、自分で納得の行く人生を歩いて欲しい。A子のように成長して欲しいと思っているのです。


(略)


先生のおかげでA子は大きく成長できました。本当にありがとうございます

"

(決して推薦は楽な道ではありません。ですがお父様は推薦で早々に進路を決めるのではなく、試行錯誤しながらも我が子に成長して欲しいという思いがあるようです)



とっさに言葉を失いました。



私自身は大学には必要だと思う人間が行けば良いと思っています。

大学が全てではないと思っています。


親御様から面と向かい

"子供が勉強以外の面で成長できたことは先生との出会いの結果"

だと言われ自分の指導は間違っていなかったのだなと嬉しく感じたと同時に

やはり心のどこかでいかに最短で希望大学に入れるかに注力していた自分がいたことに気づきました。



もちろん大学に合格することは一つの重要な目標です。

ですがそのこと以上に

"成長"

という視点は親御様からだからこその視点だなと感じました。




入試真っ只中の今。

皆気付かぬうちに大きく成長しているのです。

日々入試結果に一喜一憂し、苦しく涙を流すことも多々あることでしょう。

ですがきっと今の努力は皆の成長に貢献してくれています。



まだまだ人生はこれからです。


Excelsior